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ネイガーtheHERO

story

男鹿市の赤神神社。
社殿へと続く999段の石段はその昔、
村人を困らせた鬼たちが一晩で積み上げたという伝説が残っている。
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傍若無人に振る舞う鬼たちに困り果てた村人は、ある賭けに出た。
『一晩で石段を1000段積み上げることができたら、
これからずっと鬼さんたちにお仕えします』
『でも完成できなかったら村には一切近づかないでくれ』
鬼たちは喜び勇んで石を積み上げるが、
あと1段というところで、空に一番鶏の鳴く声が…。
=====
実は、鳴きマネが上手で、頭に小さな角が1本生えた
アマノジャクが、村人から頼まれ、まだ夜が明けないうちに
「コケコッコー」と鳴きマネをしていたのだ。
人間からも鬼からも仲間に入れてもらえず、
いつもひとりぼっちのアマノジャクが、なぜ鳴きマネをしたのか!?
結局、石段を完成させることができなかった鬼たちは
悔しがりながら村を立ち去ったという。
=====

時は2018年、
平成最後の大晦日を
迎えようとしている。

鬼たちのこの伝説は「なまはげのルーツ」とも言われ、赤神神社・五社堂は
観光客も訪れる人気のパワースポットになっていた。

人が集まるところに、だじゃく組合あり。
しょうもないイタズラを仕掛けようと、赤神神社を訪れたホジナシ怪人たち。
ホジーネは張り切って、石段を駆け上がる。

「997、998、999、1000!
……1000????」

999段のはずの石段が、なぜか1000段に。
この不思議な現象をきっかけに、秋田に混乱が起こり始める。

不穏な空気に取り囲まれた秋田県。
その様子をほくそ笑む奴らがいた…。

あの伝説の出来事から2000年、
暗黒の底でネイガーの最大のライバル・邪神クレーガが
反撃の機会を虎視眈々と狙っていたのだ。

秋田に迫りくる、最大の危機!
果たして、ネイガーは秋田を救うことができるのか!?

「決してキミは

一人じゃない」

ネイガー&ホジナシ怪人の世界観をそのままに、
男鹿に伝わる「999の石段伝説」の
ほっこりハッピーなアナザーストーリーが、
この冬、日本中の子どもたちに
愛と勇気と笑顔のエールを
送ります。

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